あれ?僕の話、もしかして伝わってない?という事が、生きてきた中でいくつもありました。なぜそんな事が起こるのか?その答えが今回判明したので、皆様にもシェア致します!
<聞き手:合説どっとこむマガジン副編集長 古江健二>
古江 今回は面接時の伝わりやすい話し方のポイントについて話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

兵頭さん よろしくお願いします。まず、 ポイントは3つあります。1つ目、結論や要点を話の冒頭に持ってくる 。2つ目、句点をたくさん使う 。3つ目、数字を活用する 。です。
古江 ほう!この3つのポイントで伝わりやすい話し方になるんですね!
兵頭さん そうです。これが出来れば、上位5%に入りますね。
古江 出ました!上位5%!
結論から理由
兵頭さん まず、1つ目、2つ目のポイントについて分かりやすく例文を出したいと思います。
古江 お願いします!
兵頭さん 『私はお腹が空いたのでおにぎりを食べました。』の文を見ると、これは結論が最後に来ており、句点も1つ だけですよね?
古江 はい。
兵頭さん これを『私はおにぎりを食べました。その理由はお腹が空いたからです。』と並び替えてみます。

古江 ほうほう。
兵頭さん つまりおにぎりを食べたという結論を前 に持ってきました。そして、句点が2個 に増えましたよね?この話し方だと知的な感じがするでしょ?
古江 なるほど!
兵頭さん この話し方にして欲しいんですよね。
古江 結論は〇〇です!なぜならば、〇〇だから〜と言う事ですね!
どのくらい?いつから?が大事
古江 では、3つ目の数字というのはなんでしょうか?
兵頭さん 簡潔に言えば、スケール感を表す数字と時期の数字の事です。
古江 なるほど!
兵頭さん スケール感を表す数字は例えば、部活でレギュラーの座を勝ち取ったという話があります。でも部員数は何人いたのかという情報の説明が抜けるわけです。部員が20人去ったのか100人だったのかでその価値は全く違うものになるわけです。

古江 確かに!
兵頭さん このスケール感を表す数字が抜けてることが非常に多いです。
古江 はいはい!数字を使うことでより具体的になりますよね!
兵頭さん そうです。価値観が変わってきますからね。なので、数字を使って価値を表現する、伝達能力、コミュニケーション能力はとても大事で、仕事にも直結することなんです。
古江 そういうことなんですね!
兵頭さん 会社のアウトプットは最後は数字ですからね。次に時期の数字の話です。

古江 はい!
兵頭さん 例えば面接で『御社を知ったのは以前行われた、会社説明会です』と。その、『以前』はいつなの?っていう話です。
古江 確かに!
兵頭さん その数字が具体性を持つので、伝えるときに大切になります。
日常の意識で差が出る!
古江 なるほど。そうしたら、3つのポイントを身に付ける為に何をしたら良いんでしょうか?
兵頭さん 普段の日常会話でこれらのポイントを強く意識していくことが大事 ですね。
古江 普段から意識をしていないと、面接時に癖が出てしまいますからね!
兵頭さん そうなんです。『やっぱ』とか『ヤバイ』とか若者達が良く使うと思うんですけど、これはダメですよね。

古江 確かに。そうしたら、兵頭さん最近よく、『恋愛』に置き換えて話して頂いてますが、今回も具体的に話して頂いてもよろしいですか?(笑)
君が好き
兵頭さん なるほどね。では、ポイントは今、古江さんも学んだと思うので一緒に考えていきましょう。
古江 お願いします!神様!

兵頭さん 古江さんは交際したい時、相手に告白しますよね?
古江 はい!もちろんです!
兵頭さん この時に理由から入ってしまうと、相手に伝わりにくくなるんですよね。
古江 はいはい。
兵頭さん なので、3つのポイントを踏まえると『好きです、付き合ってください』その理由は、『〇〇で』『〇〇だから』と言う事になりますよね。
古江 なるほど!
兵頭さん ここで、『いつから好きになってるのか』が大事になってきます。

古江 ああ!ここで時期の数字が入ってくるんですね!
兵頭さん そうです。そうすると具体性が増します よね。
古江 なーるほど。こうやって神様は女性を口説いてきたのですね。。
兵頭さん それはどうだろう(笑)
古江 でも、話し方としては3つのポイントを自然に使っていくと伝わりやすくなると言う事ですね。
兵頭さん そうですね。なので日常会話から意識して訓練しましょうって事になります。
古江 わかりました!ありがとうございます!

