「プログラミング」は、未経験者にとってハードルが高いのか?
いつもはQ&A方式で編集部の池田と進めていますが、今回は私、M.S.ゆーとの1人語り方式でお送りします。池田ファンの皆様、すみません!
さて、この記事を読み始めた皆さんは、きっと、異分野からIT企業への就活を考えている方なんじゃないでしょうか?けど、プログラミングってどうなの?ハードル高くないの?難しいんじゃないの?と不安を感じますよね。
なので、「ITいいよ!」と書いてしまった手前、責任持って私も独学でプログラミングを勉強してみることにしました!
はい、というのも、かくいう私もプログラミング未経験者だったのです!すみません。
勉強した結果、どのような人ならITの世界に進めそうかわかったので、ここで報告したいと思います!
プログラミングってどんなもの?
まず、プログラミングって何が出来るのか正直よく知りませんでした!
当時(1か月ほど前)の私の認識はこんなところ。
・プログラミングには「C言語」なるものがあり、「コード」というものを書く
・アプリ開発に使われている
・WEBページ作成などでも使われる
結果的にだいぶ違いました(笑)
さて、どうやって勉強しようかと調べ始めたところ、
ネット上で無料で学習できるサービスがあるらしい!(途中から有料。)
なんて便利で太っ腹な時代なんだろう!!!
そのサービスの名はProgate。
一応URLも貼っておきますが、インターネットで調べればすぐに出てきます!
URL: https://prog-8.com/
無料会員登録してログインしてみると、学べるコースがこんなに沢山!
その数、なんと15種類!!!
ん?????
15種類?
プログラミングの言語ってそんなに種類あるの?と、早くも心が折れそうになりながらも気を取り直して1つ1つ見てみました。
HTMLってPDFファイルの親戚だと思っていたけど実は言語だったのか。そして、たまにインターネットでJavaScriptがどうだこうだって出て来るけど、それも言語だったのか。
って、、、、プログラミングってこれら全部やらなきゃだめ?
と勉強をスタートする前に心が折れそうになりましたが、ネットで調べてみると、言語は全て覚える必要がないらしい。
そこで、最近流行りのAIなどで使われたり、汎用性が高くて比較的学習が簡単という「Python」という言語に挑戦してみることにした。
1か月未満でプログラミングの基礎を学習
どうやら、このPythonという言語は便利らしく、他の言語だと10行くらい書く必要があるコードが、Pythonのライブラリにあるデータを使うと3~4行でシンプルに書けてしまうらしい。そんな便利な言語を学ばない手は無い。
さて、Progateの細かな紹介はしませんが、とても良く出来たサービスでした。
簡単な所から程良いボリュームでスタートして、回数をこなすごとにレベルがあがっていくから楽しく学習できました。
ProgateのPythonは全部で5コース。確か2コース目の終わり辺りから有料プランに切り替えないと進めなくなったけれど、それでも月額980円。
1日30~60分くらい勉強をして、3週間かからないくらいで学習を終えました!
後半は難しくなって覚えきれたか微妙なところだけれど、まあご愛敬。
そんなわけで、1か月分だけで課金終了(笑)
プログラミングは英語より簡単だった
約1ヶ月プログラミングを勉強してわかったこと。
まず、プログラミングの言語には大きく分けて2種類ありました。
1つは、目に見えないWEBの世界で指令を飛ばして、データ収集をしたりするもの。
もう1つは、WEBサイトやアプリの表面を整えて目に見える部分をデザインするもの。
今回学習したPythonという言語は前者にあたるものでした。
そして、プログラミングの言語は「言語」というだけに、まさに外国語の勉強をしている気分でした。中学英語と中学数学を組み合わせたような感じ。
軽く勉強したところ、私には英語よりプログラミングの方が簡単に感じました。というのも、とにかく楽しい。こんな文字列でこんな動きをするのか!?と、勉強しながら驚きと発見があって飽きがこない。
また、英語は独学で勉強しても正解がわからないことはあるけれど、プログラミングは不正解なら動かず、正解なら動いて、とてもシンプル。
加えて、ネット上に使える例が沢山あり、それらをコピペして部分的に変更すればなんかできてしまうという。
Progate以外にも参考になる初学者向けコンテンツは沢山あり、以下私が見たYoutubeチャンネル。これ以外にも「Python、やりたいこと」で検索すると非常に参考になるものが世の中にはあふれていました。
いまにゅのプログラミング塾: プログラミングの技術がやさしく紹介されている。
エンジニアチャンネル: ITエンジニアの世界についていろいろ紹介されている。
基礎を学んだだけで何かできるのか?
基本的な学習は終わっていざ実践!と思ったけれど何をしたらいいんだろう?そもそも自分のPCでプログラミングってできるのだろうか?
と思ったけれど、できました!Pythonは特に簡単に。
というのも、Pythonは本当に最近注目の言語らしく、かのGoogleさんも優遇していて「Google Colaboratory」というものが無料で・・・・無料で・・・・・無料で!!!!提供されていた。
これは、スプレッドシートみたいなもので、Googleが提供しているオンラインのサービス。
本来PCでプログラミングするには「環境構築」といって、ソフトをインストールして準備をする必要があるらしいが、このGoogle Colaboratoryは、インターネットの環境とGoogleアカウントさえ持っていれば簡単にできてしまうという!
ゲーム風戦闘プログラムを作ってみた!
Google Colaboratoryを使えるようにして、早速実践。
とりあえず学んだ知識を組み合わせてRPG風戦闘の簡易プログラムを作成してみた。
[内容]「ゴーレムが現れた」 HP設定
「コマンド入力 パンチ:0, キック:1, 大火炎魔法:2」
ゴーレムのHPが0になるまでひたすらコマンド入力の繰り返し。
「ゴーレムを倒した。」
「326の経験値、35Gを手に入れた。」
[書いたコード]
いやー、できたできた♪
(これだけ打つのに3~4時間考えて何度もやり直したけれど(笑))
こんなものでも自力でできたので大感動っす
WEBサイトからの情報収集
もっと実用的な挑戦をしてみることにした。
WEBからのデータ収集を試してみようと、我らがWEBサイト、「合説どっとこむ」からイベントのタイトルとURLを引っ張ってみることにした。
「スクレイピング」と呼ばれる技術。
[書いたコード](9割はネット情報のコピペ(笑))
何回かエラーになったりダウンロードされても何も入ってなかったりしたけれど、トライアンドエラーを繰り返すうちに結果のCSVファイルダウンロードに成功!!!
[結果]
できたできた♪
達成感半端ない!いやー、Pythonすげー!
まとめ
ということで、1日1時間足らずの勉強量で1ヶ月で何となくPythonが使えるようになりました。この調子ならどんどん難しいことも出来そうな気がします。
独学ができるProgateは暇つぶしにもなるので是非試して頂ければと思います。自分にプログラミングが向いているか、向いていないか確認できると思います。
楽しいと感じれば、きっとIT企業への就職は問題無く進められることでしょう。
それでは、皆様の就活が後悔なく終わることを心から願っております!
M.S.(マスター)ゆーとの 理系就活 東京工業大学生命理工学専攻で修士課程を修了した後、某大手化学会社で8年間、生産技術職や研究職を始め、様々な仕事をこなしたM.S.ゆーと。今は就職支援業界に身を置き、化学業界[…]