インターンシップとは?
インターンシップとは、主に夏と冬に行われる職業体験イベントです。就職前に実際に会社の雰囲気に触れて仕事内容を知ることができ、リアルに就職について考えられるイベントです。提供されるインターンシップの内容は会社によって大きく異なり、短時間の会社説明会で終わるようなものから、実際の就業体験に近いものまであります。
野村證券とは?
野村證券とは、その名の通り証券会社です。
ただし、ただの証券会社と侮るなかれ。
日本で一番強大な証券会社であり、その会社規模から、取り扱う株の種類、額の大きさは群を抜いています。一社員が動かすお金の大きさが数十億円以上になる場合もあり、経済新聞を賑わすM&A案件が社内で渦巻いています。経済という目に見えない世界を動かす鍵が野村證券の中にあるといっても過言ではないことでしょう。
数字で見るとこのような会社です。
・国内の野村證券店舗数: 131店(2019年10月時点)
・国内最大の顧客資産残高: 約114兆円(2019年3月時点)
・全拠点での役職員数: 27,864人(2019年3月時点)
・役職員の国籍: 約90ヵ国(2019年3月時点)
数字で見ても間違いなく大企業であり、かつ、グローバル企業です。
世界を相手に大きな案件に取り組みたい人、巨額のマネーを動かしたい人にとっては最高の舞台ですね!
では、そんな野村證券ではどのようなインターンシップが行われているのでしょうか?
どんな種類のインターンシップがあるのか?
野村證券が提供しているインターンシップは3つに分かれますが、どれも日程は4日間のロングインターンシップです。
①営業部門:
営業部門の現場で実践しているビジネスを深く知ることができます。最前線で活躍する社員から金融資本市場について専門知識のインプットを受けられるほか、金融コンサルティングの実践グループワークが開催される予定です。
②グローバル・マーケッツ:
グローバル・マーケッツで取引する商品等業務について学び、実務に触れていくコースです。以下の2つに分かれます。
②-1. セールス&トレーディングコース:
トレーディングシミュレーションを通してセールス/トレーディング業務に触れるコースです。対象は国内にとどまらず、グローバルマーケットです。国債、社債、FX、株式、ストラクチャリング等に触れることができます。
②-2. クオンツコース:
クオンツとは、市場や様々な金融商品を高度な数学を用いて分析し、予測や投資戦略を考案をする職種です。学問としての数学が市場でどのように活用できるのか実務を通して経験できます。とても難しそうな仕事ですが、金融工学、数理ファイナンス専攻以外の方でも申込できます。
③インベストメント・バンキング:
投資銀行業務に関するインターンシップができます。投資銀行業務とは、引受業務やM&Aのアドバイザーなどがあります。企業が株などの証券を発行して資金調達するのを手伝うのが引受業務、M&Aは、言わずと知れた買収や合併のことです。若手社員の人とチームになって提案書を作成するグループワークをやります。
過去の参加者からの評判はどうなのか?
過去のインターンシップに参加した先輩たちの感想をみていきましょう。
A1.
・株を選ぶ際に重要視されることは何か
・お客様に買ってもらうためにはどのような営業をするべきか
・証券会社で働く上で何が必要か
・これから伸びる企業、業界を見極めるにはどうしたらいいか
・野村證券とはどんな会社
A2.
きっちりしている印象を受けました。話してみると学生に対しても優しく、気さくな方々が多いように感じました。また一人一人が高いモチベーションで仕事をされているようにと感じました。海外を経験された方も数人いらっしゃいました。
テーマ詳細については覚えていないが、データや資料は配られなかったと記憶している。ザックリとしたテーマを与えられ、それに関し結論を出すという一般的な内容であった。時間の管理→テーマの定義づけ→ブレスト→ブラッシュアップ、まとめといった手順が好まれるような雰囲気であった。プレゼン時間も含めての時間制限であったと思う。そのため、時間が近づいてきたらプレゼンを始める旨を試験官に伝えないとプレゼンできないまま終了し、班内は気まずくなる。
まとめ
いかがだったでしょうか?野村證券は就活生に人気な企業の1つです。3つの部門はそれぞれ締め切りが6月末から7月上旬です。挑戦したい方は、エントリーシートを可能な限り早く作成して提出しましょう。詳細が気になった方は下をクリックしてください。野村證券は、インターンシップの選考も競争倍率が高いため、エントリーシートや面接の練習をしっかりして挑むのがいいと思います!
また色々なインターンシップを知りたい方はイベントに参加してみると良いでしょう。