若手が社長にぶつかりながら活躍できるこの場所で、10年後にオリジナルの映画を制作する組織を作る。

人事が忖度なしに会社のありのままを伝える企画<人事のホンネ>

今回は、「10年後にオリジナル映画を作る」ことを目標に、日々アニメーションや映像制作を手掛けている株式会社いなほの新卒採用担当中川さんと、代表取締役の山根さんに話を伺った。いなほの魅力や、課題点、そしてどんな人材が欲しいのか。赤裸々に語って頂いた。

 

 <聞き手=池田 吉来(合説どっとこむマガジン編集部)>

 

池田 本日は人事のホンネということで話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

 

中川さん よろしくお願いします!

山根さん よろしくお願いします!

 

挨拶している写真
中川さん、今日はよろしくお願いします!

 

挨拶している写真
山根社長、今日はよろしくお願いします!

 

アニメや動画制作を手掛けるいなほ

 

池田 まず、いなほさんは何をされている会社なんでしょうか?

 

中川さん 一言でまとめると映像制作の会社です。アニメや実写の制作の仕事をしています。アニメの方は撮影、3DCGという、アニメーションにするために、絵や描写に動きをつける仕事をしています。一方、実写というのは皆さんがイメージする映画などの実写とは少し趣が違っていて、動画制作、と言い換えたほうが適切かもしれません。

 

例えばある飲食店さんのケースだと、テイクアウトがあることをPRする動画をつくりたいと。その時に私たちの出番になります。他にも事業所をPRしたいというような依頼に対して動画を制作できます。

 

チャレンジ精神旺盛な社風でイキイキと。

 

池田 ふむふむ。社風でいうといなほさんってどんな会社なんでしょうか?

 

中川さん チャレンジ精神旺盛な社風の会社ですね。

末端の社員でも週1回の会議の中で自分なりの提案ができて、それを社長も推し進めようとしてくれるので非常に意欲が高いと思います。昨年9月から始動した企画部という部署は、週1回の会議の中で様々なプロジェクトを提案し、実行に移しています。

 

池田 今はどんなプロジェクトをされてるんですか?

 

中川さん 「インプロ」と呼ばれる、台本のない即興劇を研修事業として展開しようと思い、「ビジネスインプロ研修」という研修を提供しています。具体的にはパワハラ防止研修と呼んだりしています。

 

パワハラには色々な原因があるかと思いますが、例えば上司と部下の仲が悪くてコミュニケーション取れてないのも原因としてあると思うんですね。

 

インプロ研修を初めて知りました。さすがです。。

 

インプロは即興で演技をすることで、恥を捨ててお互いの素の部分や面白い部分を知れたりするので、仲が深まって意見が言いやすくなったり、パワハラも起きなくなるんじゃないかと考えています。

 

他にも、コロナウイルスの状況下で今年度の新入社員とうまく交流が図れていない、など色々なコミュニケーションに関するお悩みを抱えた企業さんに対してこの研修事業を提供したいなと思っています。

 

事業自体は異分野ですが、インプロのPR動画も作ったりしています。今までやってきたことの積み重ねがいろんなところで活きるなぁと実感しますね。

 

池田 アニメを作られる会社のイメージでしたが、それ以外にもいろんなことをされてるんでしょうか?

 

中川さん 幅広くやってます。アニメの方もオリジナルではなく、他社さまからオファーをいただき中間セクションを担う形です。今後はオリジナルもどんどん手掛けていくと思います。

 

池田 中間セクションってなんでしょうか?

 

山根さん 実はアニメはたくさんのクリエイターが関わっていまして、作画さんが描かれた絵だけでは映像にはならないんです。色を考案着色をされる方や、背景を描かれる方などたくさん中間セクションの方がいらっしゃる中で我々は「撮影」と「3DCG」をになっております。

 

撮影とはパラパラ漫画の要領で連続して表示することでキャラに動きをつけます。さらに背景と合成をして太陽光や場合によっては雨や魔法処理などVFXを追加して場面を作りこんでいくのが撮影の役割です。

 

3DCGは有名な海外映画で利用されるものもございますが、日本のアニメではセルと融合させていくことを目標としている作品が多いですね。セルの得意なところと3DCGの得意なところをうまく融合させて見ごたえのある映像に仕上げていく役割です。

我々もいつかはオリジナルの映像を制作していきたいと考えています。

 

10年後を見据えた新卒採用

 

池田 10年かけてオリジナルコンテンツを作る中で採用を強化すると伺ったのですが、採用の方はどのような方針でしょうか

 

オリジナルコンテンツを作る組織ってどんな形だろう・・?

 

中川さん やりたいけど技術がないから諦めるのではなく、気持ちがあるからそこに向かっていくという人を中心に組織を作っていきたいと考えています。オリジナルアニメも作りたいんですけど、それ以外にもやりたいことが沢山あります。なので、1人1人の力が試されます。その時に、自分に足りないことから目を背けず議論を重ねて前に進めるような人材を採用したいと考えています。

 

社長との距離が近いことが特徴のいなほ

 

池田 いなほさんの会社の良いところだったり、メンバーや仕事で好きなところはどんなところですか?

 

中川さん 社長との距離が近いことですね。リアルに席が近いっていうのもあるんですけど、簡単に意見をぶつけることができます。

 

池田 ぶつかることが多いんですか?笑

 

中川さん ほぼ毎日ですね(笑)ただ、それをしっかり社長が受け止めてくれるのでこちらも意見しやすいんですよ。大きい会社だと社長まで何ステップもあると思うので、この点がとてもありがたいです。ホンネトークなんかは一般的には飲みニケーションで話し合っている、という会社さんもいらっしゃるかなと思いますが、コロナウィルスの影響でそれもなかなか難しくなってしまった側面があると思います。この点は、いなほは以前からオフィスにいてもに意見を交わし合える環境だったので心強いというか

 

池田 例えばどんなことでぶつかるんですか?

 

中川さん 最近弊社では、SNSやYouTubeの発信に力を入れているのですが、その方向性や頻度、品質についてなど考えていることが違うのでそれをすり合わせたりしてます。

 

池田 先日コロナウイルスの解説動画なんかも見せて頂きました。中川さんの企画もあるんですね。

 

中川さん はい、私はサービス業の人たちを尊敬していて好きなんです。ただ、今年の3月、4月頃のコロナウイルスの影響で、マスクやトイレットペーパーなどが品薄状態になった時、サービス業の方々は何も悪くないのに言われもない文句や、理不尽なことばを浴びせられていたりしました。その方々は何も悪くないのにコロナウイルスで苦しんでしまっている。なんとか助けてあげたいと。それなら動画でやろうってなって、社長の繋がりで声優の方にもご協力いただけて実行できました。

 

自分の想いを発信して形にする。いなほの体現者ですね!

 

池田 今後はどのようにしていきたいですか?

 

中川さん 会社のファンを増やしたいです。ベンチャー企業で4年目と若いので、ファンの開拓がまだうまくいってないので。

 

池田 会社というかスタジオにファンがつくことは重要なんでしょうか?

 

山根さん 例えば電化製品だったらこの会社を使いたいみたいになると思うんですけど、その映像バージョンです。いなほはこんなことしているから見ていて楽しいよねといっていただけるようになりたいです。

 

なるほど。家電製品はメーカーが思い浮かびますね。

 

池田 なるほど、そういう意味でブランド作りなんですね。

 

人事のホンネ

 

池田 会社の課題点とか、ここをこうしたほうがいいみたいなことはありますか?

 

中川さん 会社理念は「若手に活躍の場を」なんですが、その言葉通り若手ばかりで、平均年齢が20代で上司がいないような状況です。

 

なので、「上から指示されたことをやる」ということはないので、一見すると仕事のイメージがつかないかもしれません。自分たちで勉強しながら動かなくてはいけない環境です。なので、人に仕事を教えた経験が乏しい人が多いので、学生の方が入ってきたときにちゃんと教えられるかどうか、そこが課題です。

 

あと、まだまだオリジナルの作品がないためファンが少ないのでブランディングという側面でも課題かなと感じますね。

 

池田 完成された会社に入って仕事したいではなく、私が引っ張りますくらいのガッツがある学生さんの方が向いてるということですね。

 

未経験でも関係ない。当事者意識を持つ人物がいなほには合う

 

池田 いなほさんにはどういう学生さんが向いてるでしょうか?スキルや心構えなど教えてください

 

中川さん 当事者意識をもって率先して議論に入ってくれるような学生さんですね。社員も会社も歴史が浅いので、ちょうど今、固定の仕事がないよとか、会社の空気感どうするとか。そういう問題に対して、自分の意見をもって発信できる人材がいなほには合っていると思います。

 

まさに大切にされているカルチャーですね!

 

池田 アニメの制作って経験が無いと難しいと思うんですが、その点ってどうなんでしょうか?例えばビジネスをやりたいとか、企画をしたいとか、そういう学生が活躍できる場所はあるんでしょうか?

 

山根さん 経験や専門的な学校に通っていたなどは考慮のきっかけになるだけですね。

今だとクリエーター職を目指すなら、勉強する媒体がたくさんあるんですよ。なので、少し厳しい言い方をすると、チャンスがないからアニメ制作会社には入れないというのは言い訳だと考えています。

 

自立的に知識を入れて挑戦してくれる子は素敵だなと思います。教わってないから出来ない・・・という学生さんはそもそもクリエーターになるのは難しいと思うので。

 

あとは、企画部だとクリエーター一筋でやってきた人で無くても問題無いです。中川も美大でいろいろやってきた人間なので、何か企画をしたい気持ちがあれば歓迎です。

 

人事として大事にしているのは寄り添うこと

 

池田 人事ではどういった仕事をされてるんですか?

 

中川さん 人事は今年の4月に初めたばかりでまだ日数が浅いんですよ。ナビサイトの申込み対応をしたり、説明会や面接をしたり、応募要項を発信したりです。事務仕事を覚えている段階ですね。

 

池田 人事を初めてまだ2ヶ月半ということですが、その中でもこだわっている点って何かあるんでしょうか?

 

中川さん 代表も私も大事にしているのは、寄り添うということです。非常に難しいのですが、志望動機に「寄り添う」マインドを感じられるといいなと思います。そういったところがこだわりですね。

 

池田 「寄り添う」というのは具体的にはどういうところに寄り添っていくんですか?

 

中川さん お客様が本当にやりたいことは何なのかを考え抜くということですね。やりたいことをしっかりフォローアップするためには、まず私たちがお客様のファンにならないといけません。

 

お客様のことを心から好きになれば、やりたいことを感じ取ることができ、強い力を生み出せると考えています。なので、学生さんにもそのような姿勢を見せて頂ければ、我々も学生さんのファンになって一緒に働きたいと考えます。

 

寄り添うことの大切さを教えていただきました!ありがとうございました。

 

池田 なるほど。本日はインタビューありがとうございました。

 

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