[女子大生必見] 就活セクハラ。どうやったら防止できるのか、未然防止方法と万が一セクハラを受けたときの対処方法をまとめてみた。

こんにちは、合説どっとこむマガジン編集部の坪木です。今回は就活中に起きるセクハラ被害について書いていきます。

とても残念な話ですが、就活中にセクハラを受けたという話は少なくありません

就活生という弱い立場につけ込んで、主に女子学生がターゲットにされ、よからぬことをする輩がいます。このようなセクハラにどのように対処すべきか、どのように行動したら良いのかまとめたので、参考にしていただけたら幸いです。

セクハラの法律的位置付け 

まず、セクハラ加害者には刑法及び民法から以下のような責任が問われます。

刑法上の責任

①性的な言動が身体的接触を伴う場合 → 強姦、強制わいせつ

②悪意ある性的発言などで名誉を著しく傷つける場合 → 名誉毀損

その他、「侮辱」や「脅迫」等の罪に問われる場合がある。

 

民法上の責任

加害者の法的責任 → 人格権の侵害

 

社内のセクハラであれば、男女雇用機会均等法上の責任なども発生しますが、就活生だと社員ではないためこれらになります。

 

セクハラを受けやすいシチュエーション 

では、どのようなときにセクハラを受ける危険性があるのでしょうか?

発生する危険性が高いのは

・OB訪問

・泊まり込みインターンシップ 

です。

その中で、2人きりになるシチュエーションがある場合は特に注意が必要です。

 

OB訪問の場合

OB訪問はどんな場所でやるかがネックになります。

セクハラ被害をよく聞くのは、居酒屋やバーです

酒を強要してきたり、就活と関係ない個人的な恋愛話などに多くの時間が割かれたりした場合は警戒モードを高めましょう

ただし、場所が居酒屋を指定されたからといって、それだけでセクハラを疑うのは失礼になるかもしれません。打ち解けて気軽にいろんなことが話せるようにという配慮が多いと思うので、下で紹介するような対策(物理的防御・精神的防御)をとりつつ、適度に警戒しましょう。

 

泊まり込みインターンシップの場合

泊まりのインターンシップで一番気を付けないといけないのは、「個別フィードバック」という名目でマンツーマンになる場合です。

大抵の場合は会議室などの部屋だと思いますが、最悪の例だと指導員の個室に呼ばれる場合もあります。そんなことになった場合は、警戒レベルは最大レベルに設定して個別フィードバックに挑みましょう。警戒しても失礼でもなんでもありません。

反対に大人数で行うものは比較的安全と言えるかもしれません。こちらなどを参考にしてみてください。

 

セクハラを受けないために(物理的防御) 

それでは、セクハラを受けないためにはどうしたらよいでしょうか?

 

対策1) OB訪問では女性としか会わない

これは一番の防御策です。

ただし、男性OBであっても有益な情報をくれるケースは沢山あります。その可能性をすべて潰してしまうのは勿体ないので、以下のような対策もおすすめです。

対策2) 居酒屋やバーを指定された場合は、場所の変更を求める。(お酒が弱いから話に集中できなくなるなど理由を作る。)

対策3) 遅い時間帯は避け、可能な限り日中、夕方で約束をする。

対策4) 個室(個人宅含む)には絶対に行かない。

また、どんなに気を付けても危険な雰囲気になる可能性はあります。

その場合の対策としては、以下がおすすめです。

対策5) テーブルの上に携帯電話を出して録音する(とてもためになるので録音させてくださいなど、理由を作る。また、セクハラ対策ではなくても普通に有用なメモになるため、初めから録音するのもおすすめです。その場合は、後で聞き直したいので録音させて下さいとお願いするのがよいでしょう。)

 

セクハラを受けないために(精神的防御) 

また、セクハラに対処するためには精神的な「心構え」もとても大事です

就活にいっぱいいっぱいになった状況だと特に、弱気になって以下のように考えてしまうかもしれません。

・セクハラを拒否したら就活が不利になるかも

・セクハラを拒否したら内定がもらえないかも

・セクハラされた方が就活が有利になるかも?

そんなことは絶対にありません
たとえ、もし仮にそんな会社があったとしても、そんな会社に行くべきではありません。

セクハラの精神ダメージは後々の就活に悪影響を及ぼしかねないので、そのようなシチュエーションになったら全力で避けましょう。

そして、弱気にならないためには就活のことをしっかり理解する必要があります
面接に落ちたからといって落ち込む必要はなく、対策を練って自分に合った会社に出会えば内定がとれます。

就活の知識はインターネット上に沢山あります。合説どっとこむマガジンの記事や合説どっとこむ就活講座でも多くの有益な情報を提供しているので、是非参考にして頂けたらと思います。

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セクハラされた場合の対処方法  

セクハラされないための対策について書いてきましたが、そうはいっても防ぎきれないことはあります。

その場合、泣き寝入りするのは手段の1つではあります。
嫌な思いをひきずりながら戦い続けるのはパワーが必要です。

ただし、セクハラするような輩を放っておいたら被害者が増える可能性があります。
何かしらの対処をするのが望ましいです。

対処は以下のようなものがあります。

軽めの対処)その会社の人事や問合せフォームにセクハラ被害を受けた旨をメールする

宣戦布告)法律関係の人に相談し、慰謝料請求

そして、どちらの場合でも証拠が重要になります。
証拠には以下のものが使えるので、参考にして下さい。

・メールやLINEなど、メッセージのやりとり

・録音した記録

・日記

・防犯カメラなどの画像

・第三者の証言

・医師の診断書

ただし、決定的な証拠が無いからといって捏造してしまうと、今度は自分の立場が危なくなります。証拠捏造は犯罪なので、そこは注意してください

それでは、皆様の就活が安全に、不快なく終わることを心より願っております。明るく元気に就活に取り組めばいい結果がついてくるはずです。めげずに頑張ってください!

 

 

 

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