こんにちは。合説どっとこむマガジン編集部の高橋です。今回は就活生のみなさんが悩む「ガクチカと自己PRの内容が被った時はどうすればいいの?」にお答えしていきます!筆者はリクルートを始め、ほとんどのESを突破しました。その内容も公開しながら一緒にみていきましょう!
ガクチカと自己PRは思いっきり被っても良い!
結論から申し上げると、被ってokです!!(これで終わりじゃ無いです!)
なぜ被って良いのか考えてみましょう。
エピソードなんてそんなにない!
私も含め、就活生のみなさんの多くは突出したエピソードが多いわけではないと思います。かといって、同じエピソードだと変化がなくて評価されないんじゃないか?と思いますよね。でも、安心してください。(履いてます!)エピソードは同じでも見え方を変えることによって、変化をつけることができます。これができればマルです。
実際に高橋のESをみてみよう!
では実際にみてみましょう。まずはガクチカから。
高橋のES:学生時代頑張ったこと(400字)
私は学生時代、部活動に取り組みました。創部されて50年間、関東大学バドミントン2部リーグに一度も昇格したことがなく、2部昇格が目標でした。目標達成のために私はエースとして、部の問題点を向上心の改善と筋力トレーニングの量的増加の2つに絞りました。なぜなら、部は既存のレベルで一定の満足感を得ており、上を目指すにはより高い向上心が必要だったためです。さらに全国上位校にフィジカル面で負けることが多々あったため、筋力トレーニングの量的増加も不可欠でした。2つの課題を部員を巻き込みながら一緒に取り組んでいきました。すると、自主的に筋力トレーニングをする部員や、個人の目標をさらに高く設定する部員、練習時間をもっと確保してほしいという部員が増えていき、部の向上心は上がっていきました。その結果、2部昇格を成し遂げることができました。私1人では達成できないことでも周囲を巻き込み、助け合えたから得られた結果です。
自己PRもみてみましょう。(400字)
私の強みは目標を立て、周りを巻き込みながら目標達成のために努力することです。私が所属している部は創部されて50年間、一度も関東大学バドミントン2部リーグに昇格したことがありませんでした。強敵と試合をしたいという思いから2部昇格を目標にしました。目標達成のために、部の課題を向上心の改善に軸をおきました。なぜなら、部は現状の状態に満足感を得ていたためです。私は情熱と全力で取り組む姿勢で部員たちを巻き込んでいきました。毎日のように2部昇格しようといい続け、常に全力で練習に取り組みました。目標を熱く語ることで共感者を増やし、全力で取り組むことで説得力を持たせるためです。この姿勢に部員が共感してくれ、全員が2部昇格という目標に向け努力するようになりました。その結果、2部昇格を果たすことができました。私は目標を立て、目標達成のために周りをまきこみながら努力することができます。
どうでしょうか?内容はほとんど同じです。
ですが、ところどころ脚色や、やったことの内容を変えたりしています。
実際にこのESはほとんど全ての会社で通用しました。
同じエピソードでも視点を変えてみてみる
ペットボトルをイメージしてみてください。上からみると円があって真ん中にキャップがありますよね。では下から見たら?横から見たらどうでしょうか?
同じペットボトルでも全く違う景色になると思います。
ガクチカと自己PRも同じことがいえます。たくさんのエピソードがない中で対策しなくてはいけないときは、あの手この手で見せ方を変えるんです。それができればokです。
私も「ガクチカと自己PRは被ってはいけない症候群」にかかっていました。なので無理やりエピソードを捻り出したのですが、結果は撃沈。背伸びせず、自分の強いエピソードで勝負したところ、圧勝モードに突入できました。
就活生のみなさんもエピソードの見方や表現の仕方を工夫してみてはどうでしょうか。「ガクチカと自己PRは被ってはいけない症候群」に陥らないように気をつけましょう。では、また。
ESを書くコツがわかる講座はこちら!
就活生時代に100社以上のエントリーシートを全勝した経験を持つ「大逆転の就活攻略法(同文館出版)」著者、高田晃一氏が贈る…